こんにちは、ガジュゾウです。
今回は「うつ病となり、ついに入院へ(その1)」について書いていきます。
入院期間は1ヶ月半ほどでした。
この記事は目次の上3項目についてです。
目次
- 基本情報
- 急きょ、診察から入院へ(入院日)
- 何もしないという治療(1週目)
- 心理検査とスマホ充電器(2週目)
- 平日:リハビリと折り紙と時々散歩(3-4週目)
- 休日:外泊とその副作用(3-4週目)
- 退院を見据え、自宅療養から復職か?(5-6週目)
- 退院を見据え、リワークに通い復職か?(5-6週目)
- 気分は卒業式と入院費について(退院日)
- 振り返り(気づき)
基本情報
家族構成:自分(うつ病で入院中)、妻(うつ病治療中)、子供の3人家族
仕事:技術系会社員
趣味:映画鑑賞(主に洋画)、お酒(ワイン、ウイスキー)、夜散歩、カラオケ
急きょ、診察から入院へ(入院日)
通常は予約しても何週間待ちになるはずであるが、
幸か不幸か妻の病院で無理やりその日にねじ込めた!!
そして、うつ病と診断。
医師と妻に入院を勧められ、その日のうちに医療保護入院となった。
簡単に言うと医療保護入院は家族など(妻)の同意により入院し、当人の申し出で退院ができない。任意入院は当人の申し出により、退院もできる。
また、入院処遇も開放・閉鎖処遇があり、私が入院した病院では閉鎖処遇は病棟のフロアから出れない。開放処遇も段階があり、病棟内移動が申告制でできる~病院外の散歩などが約2時間申告制でできる、がありました。
入院時の自由度が違う。という理解で良いと思います。
妻の勧めもあり、個室入院を選択した(個室料は別途あり)。
これは結果として良かったと思う。二人部屋では患者同士で気づかれして本来の「休む」ができなかったかもしれない。骨折などの入院で相部屋になるのと話は別である。
あと部屋にはヒモ類・カミソリなどは持ち込みはできない。
入院初日は診察と入院手続きで疲れたのを覚えている。
また主治医にはできるだけ薬を使用せず、治療したい旨を伝えた。
何もしないという治療(1週目)
子育ては完全に妻にまかせ、入院後はただぼーっと雲を眺めて過ごした。
部屋にTVもあったが、見る気になれなかった。
何もしていないが時間の経過はとにかく早く感じた。
一日の流れはこうである。
8-9時:朝食(それまでに起きて、身支度)
自由時間(検温や体調を看護師に聞かれる)
10ー11時:リハビリ(ラジオ体操、脳トレ、塗り絵、折り紙)
12-13時:昼食
自由時間(検温や体調を看護師に聞かれる)
週2,3回主治医の診察
18-19時:夕食
21時:消灯(薬を飲み、就寝)
とにかく、心身ともに負荷(ストレス)をかけない。
閉鎖処遇でフロア内しか動けず、何もしないという治療に専念するのである。
自宅療養では主治医、看護師、心理士はすぐそばにはいない。
入院のメリットは3つある。
- 規則正しい生活(睡眠、食事、休息)
- 会社などからの遮断
- 医療者がそばにいること
私は薬としてミルタザピンを処方され、就寝前に飲んだ。
これは副作用として眠気があり、私の症状である睡眠障害にも良い効果が得られるため処方されたと思われる。
ミルタザピンの副作用で寝ることはできるが、2、3時間後に目が覚め、そこから眠れないことに悩まされることとなる(いても立ってもいられず、心臓がドキドキするのだ)。
そのため、入眠困難時にブロチゾラムを処方され、入院中には3回程使用した。
眠剤の使用はものすごく我慢した。できるだけ薬に頼らないように心掛けた。
注意:発病後は本などは読めないと思います。無理せず、休むことを優先して下さい。
経過が良くなれば、徐々に知識をつけて病気と向き合いましょう。
↓ うつ病やその治療、家族の対応についてはこちらが参考になりました。
(イラストもあり読みやすかったです)
↓ より患者目線の情報、服薬についてはこちらが参考になりました。
「うつ病となり、ついに入院へ(その2)」へ続きます。
入院前が気になった方はこちらからお読みください。