こんにちは、ガジュゾウです。
今回は「うつ病となり、ついに入院へ(その3)」について書いていきます。
入院期間は1ヶ月半ほどでした。
この記事は目次の赤字部分についてになります。
目次
- 基本情報
- 急きょ、診察から入院へ(入院日)
- 何もしないという治療(1週目)
- 心理検査とスマホ充電器(2週目)
- 平日:リハビリと折り紙と時々散歩(3-4週目)
- 休日:外泊とその副作用(3-4週目)
- 退院を見据え、自宅療養から復職か?(5-6週目)
- 退院を見据え、リワークに通い復職か?(5-6週目)
- 気分は卒業式と入院費について(退院日)
- 振り返り(気づき)
平日:リハビリと折り紙と時々散歩(3-4週目)
3週目に入り、病状が落ち着いてきた頃、唯一の楽しみは食事となっていた。
ここの病院は食事がおいしく、毎週の献立は見ずに配膳の瞬間を楽しみにしていた。
カレーライス、たまの麺類やパン系が特にうれしかった。
というかそれぐらいしか楽しみが無いほどに何も無かった。
時間を持て余すのは良い傾向だと思われる。
この頃から医療保護入院から任意入院へ変更となり、
閉鎖処遇から開放処遇(病院内のみOK)となった。
詳細は厚生労働省のHPから↓
精神科の入院制度について|治療や生活へのサポート|メンタルヘルス|厚生労働省
やっと病棟のフロアから出ることができ、病院内の売店に行くことや散歩が許可されたのだ!!といっても散歩できるのは20分程度だったが、外の空気を吸えることは新鮮であり、解放感もあった。
段階的に自分の状態が良くなっていることを感じることができた。
毎日あるリハビリでは計算問題、塗り絵、折り紙、パズルなど、
自分のやりたいものを選び、1時間程度行っていた。
私はどれも満遍なく行い、折り紙は懐かしく自室でも自由時間に行っていた。
この頃には顔見知りも増え、あいさつ程度の会話は行っていた。
どうやら症状が特に重い人は別フロアらしいことも知った。
症状が良くなるとこちらのフロアに移動してくるみたいだった。
また、患者は毎週増えていた。しかし、入院期間は最長で3ヶ月らしく?、それまでに良化する人は退院、3ヶ月たっても良くならなくても、退院する。そして、別の病院or同じ病院で再度入院するのか、当面自宅療養となるのか・・・
患者は絶えず、循環していた。
ここら辺の詳しいことは実際に経験しなかったので、わかりません。
みんなが集まれる談話スペースでは女性陣(60代くらい?)が3,4人でよく会話していた。
一方、30代前後の世代はというと積極的に人と関わろうとはしていなかった。
僕もその内の1人であった(話しかけられて、少し話す程度)。
そして、会社に診断書(約2カ月)を提出していたため、会社との関わりは特になかった。
急に入院して会社を休むことになってしまったが、会社から仕事に関する連絡は一切なく、今思うと寂しい感じもするが、このときに関して言えばとてもありがたかった。
仕事のことはほぼ頭に無かった。
何もない日々を過ごすことで自然と入院していることが日常へとなっていく。
この頃はまだ退院し、少し自宅療養すれば、元通りに仕事復帰できると思っていた・・・
「うつ病となり、ついに入院へ(その4)」へ続きます。
入院前が気になった方はこちらからお読みください。