こんにちは、ガジュゾウです。
今回は「うつ病となり、ついに入院へ(その5)」について書いていきます。
入院期間は1ヶ月半ほどでした。
この記事は目次の赤字部分についてになります。
目次
- 基本情報
- 急きょ、診察から入院へ(入院日)
- 何もしないという治療(1週目)
- 心理検査とスマホ充電器(2週目)
- 平日:リハビリと折り紙と時々散歩(3-4週目)
- 休日:外泊とその副作用(3-4週目)
- 退院を見据え、自宅療養から復職か?(5-6週目)
- 退院を見据え、リワークに通い復職か?(5-6週目)
- 気分は卒業式と入院費について(退院日)
- 振り返り(気づき)
退院を見据え、自宅療養から復職か?(5-6週目)
そんなこんなで(過去記事)、徐々に入院生活に慣れ、外泊(自宅)も眠れるようになり、自宅から離れた公園ならば子供とも遊べるようになっていた。
平日のリハビリでは、それまでフロア内で行っていた作業から病院内の別館まで行き、作業を行うようになっていた。
これは同フロア内で気分が悪くなる又は嫌になりすぐに自分の部屋(テリトリー)に戻れる状況からすぐには戻れない状況を作り出し、負荷(ストレス)を上げることを意味する。
行う作業は家事トレーニングをしていた。散らかった部屋の片づけ、食器洗い、シンク掃除、掃き掃除、洗濯干しなどである。家事を選び、約20分の作業を×2回行った。
その後、自己評価(達成度と疲労度)をつける。
入院中からも退院を見据えて、徐々に退院後の生活に慣らしていくのである。
入院5週目辺りから少しではあるが本を読むことができるようになっていた。
妻が持っていた星野源さんの「働く男」を自由時間に少しずつ読み進めた。
ひざの上の映画館という映画コラムは全体の約半分を占める。
書いてあったタイトルと挙げると、ハートロッカーやキックアス、英国王のスピーチなどメジャー所も押さえつつ、ジョセフ・ゴードン=レヴィット主演の「50/50」、ライアン・レイノルズ主演の「リミット」、ベン・アフレック主演の「カンパニー・メン」など印象深い映画はその情景を思い浮かべながら、ニヤッとしながら読んでいた。
私は映画好きなので、まだまだ語りたいところですが、本線とずれるので割愛します。
一つ一つのコラムは短く、すぐ読める。映画好きの方は是非一読を!!
来る退院の日程調整のため、主治医・私・妻の三者面談を行った。
ここで、事態は私の思わなかった方向へと動いていった。それは妻の一言であった。
「外泊中、朝の部屋の換気でさえ、人目が気になり窓の近くへは行けないのです」
そう、このとき病院を出ると過剰なくらい人目を気にしていた。自宅にいるのに誰かに見られると思い、カーテンのレースは絶対に締めたままにしていた。
主治医は聞き逃さない。
「それは少し気になりますね。退院後はやはりリワーク(復職支援プログラム)へ少しの間通って様子を見てみましょう。」
私は少し戸惑った。
退院後、2-3週間自宅療養し、復職しようと考えていたのだ・・・
「うつ病となり、ついに入院へ(その6)」へ続きます。
入院前など、気になった方はこちらからお読みください。