こんにちは、ガジュゾウです。
今回は「うつ病となり、ついに入院へ(その7)」について書いていきます。
入院期間は1ヶ月半ほどでした。
この記事は目次の赤字部分についてになります。
目次
- 基本情報
- 急きょ、診察から入院へ(入院日)
- 何もしないという治療(1週目)
- 心理検査とスマホ充電器(2週目)
- 平日:リハビリと折り紙と時々散歩(3-4週目)
- 休日:外泊とその副作用(3-4週目)
- 退院を見据え、自宅療養から復職か?(5-6週目)
- 退院を見据え、リワークに通い復職か?(5-6週目)
- 気分は卒業式と入院費について(退院日)
- 振り返り(気づき)
気分は卒業式と入院費について(退院日)
リワーク見学・体験、自立支援医療(精神通院)の申請準備、入っていた医療保険の診断書申請、会社への報告、週末の外泊と入院残り10日である意味怒涛の勢いであった。
気分は卒業式
気がつけば、入院生活は残り1日となっていた。
・思えば、入院すると思わなかった診察日。
・何もしないという治療に専念すべく、雲を眺め続け。
・寝れなかった日々から病院でも自宅でも寝れるようになり。
・リハビリから折り紙にハマり、夢中でおり続け。
・病院外の散歩も毎日2時間行い、公園や神社、街並みを歩き。
・入院終盤は暇を持て余していた。
そして、感慨に浸りながら、荷物を整理するのであった。
就寝後、朝を迎え最後の朝食を食べ、いざ外界へ!!
日常になった入院生活に少し名残惜しさも感じながら、
復職を目指すため、退院後はリワークへ通うこととなる。
後ろ髪惹かれるくらいが丁度いいのかもしれない。
入院費について
日本の医療制度は自己負担が少ないとよくTVなどで聞くが、もちろん無料というわけではない。
入院の支払いは入院費(入院料、投薬、精神療法など)+食事代+差額ベッド代(個室使用の場合)からなる。あくまでも私の場合である。参考程度にして下さい。
- 入院費は限度額適用認定証(会社に申請)により、所得区分から医療費が一定額へ減額される。詳しくは全国健康保険組合のHPをご覧ください。
- 食事代は1食約500円×3食×入院日数で計算される。
- 差額ベッド代1日×約3000円で計算される。
私の入院日数は43日であった。
月をまたぐと上記1の入院費は固定額×2ヶ月分となり、2+3は1日:約4500円となる。加えて、日用品(ティッシュ、歯磨き類、お風呂用品、折り紙、コインランドリ代など)、贅沢品(お菓子やインスタントコーヒー、紅茶)もかかってくるのだ!!
私は医療保険に入っているが、保障は入院一時金2.5万円+入院日数×5000円が当てはまった。今、日本の医療保険会社は通院費を支払ない代わりに入院一時金を支払う所が多いらしい。外資系保険会社は通院保障もあったと思う。また、今では入院1日目から20万円など手厚い保障もある。
私が契約するときは入院日額1万円か5000円で悩んだ末、月々の医療保険支払いを抑えるため、日額5000円を選んだのだ・・・
察しがいい人はわかるだろう、上記1の入院費分がまるっと足りないのである・・・
でも、私にとっては必要な入院費用だったと思っている。
(個室ベッドじゃなくて共同部屋ならおそらく、入っていた入院保障で足りたであろうが、それでは私の心が休まらない)
もしに備えるのか?貯蓄にまわすのか?趣味に使うのか?
その配分を決めるのは個人の自由である。
ただ入院して、こうしておけば良かったと思っては遅いのである。
結論、医療保険は自己責任で自分に合ったものに入りましょう!!
また、入院しないに越したことはない、通院や自宅療養という選択肢もある。
ただ、どの病気も早期受診・早期治療は病を治す最大の近道である。
早期受診することで薬を買うのではない、自分はまだ大丈夫であると安心を買うのだ。
少しでもこのブログが誰かの役に立てば幸いである。
「うつ病となり、ついに入院へ(完結)」へ続きます。
入院前など、気になった方はこちらからお読みください。