こんにちは、ガジュゾウです。
日々、赴くままに好きな映画についてジャンルを括り紹介しています。
今日ふとあることを思いました。
アンドリュー・ニコル監督の作品を3つも紹介している!?
ならば、監督縛りの記事もありなのかも・・・
ということで、私的3選の紹介です。
私的アンドリュー・ニコル監督作品3選
ガタカ(1997)
アンドリュー・ニコル監督/脚本、イーサン・ホーク、ユマ・サーマン、ジュード・ロウ共演
遺伝子操作で生まれた適性者が社会を支配する世界
自然出産で誕生したビンセント(イーサン・ホーク)は不適正者として冷遇された人生を歩む道しかなかった・・・
夢は宇宙飛行士であったが、適性者しか許されない職業であった。
ある日、DNAブローカーから適性者IDを買い取り、適性者に成り済まして宇宙局に入社するのだが・・・
ヒロインにユマ・サーマン、半身不随になったやさぐれ適性者にジュード・ロウ。
主人公(イーサン・ホーク)の弟は適性者として生まれます。
この兄弟間の対比が決められた運命に抗うことの(努力とメンタルの)重要性を引き立てます。
そして、生まれ持った才能があったとしても上手くいかないこともあり、それでもその運命を受け入れ、向き合うことの大切さを半身不随の適性者(ジュード・ロウ)により描いています。
物語に散りばめられたメッセージがそれぞれの受け手に多様な影響を与えるSF映画だと思います。
精神は遺伝子を超える!!、以上!!
:ガタカ
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ロード・オブ・ウォー(2005)
アンドリュー・ニコル監督・製作・脚本、ニコラス・ケイジ、イーサン・ホーク共演
武器を運んで大儲けの裏には・・・。
引用:映画配給会社ギャガ株式会社
家族と一緒にアメリカに渡ったニコラス・ケイジは武器の売買に目を付け、世界有数の武器商人へと成り上がっていく。
ニコラス・ケイジを追う刑事役にイーサン・ホーク。ニコラス・ケイジの妻役にブリジット・モイナハン、弟役にジャレッド・レトと豪華俳優陣で送る、史上最大の武器商人と呼ばれた男の半生!!
映画のオープニングで銃弾の製造からその銃弾で青年が打たれるまでを映像化しています。
音楽は楽しげですが、日本という安全な地域で目を背けていた現実を見せられたようで考えさせられます。
武器社会で才能を活かし、どんどん主人公が伸し上がっていく姿はワクワクして面白いです。
また、刑事から上手く逃れる場面もハラハラします。
拳銃、マシンガン、手榴弾、戦車などたくさんの武器が出てきて説明も詳細にしています、武器が好きな人にもおすすめです。
さすがは、アンドリュー・ニコル監督というべきか、2005年の映画ですが「ガタカ」同様に今もなお色あせない映画です。
というか2022年になってもそんなに変わっていないという事実がなんとも言えません。
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TIME/タイム(2012)
アンドリュー・ニコル監督/脚本、ジャスティン・ティンバーレイク、アマンダ・セイフライド共演
科学技術の進歩により25歳で成長が止まる近未来、
それは余命時間をお金の代わりとして支払い、生活する世界だった!?
「ガタカ」、「ロード・オブ・ウォー」のアンドリュー・ニコル監督は野心的ですね。
TIME IS MONEYを体現した世界です。
貧困層には余命時間23時間しかないその日暮らしの生活・・・
一方で富裕層は永遠にも近い時間を手にしているという格差社会・・・
アクションあり、恋愛あり、サスペンスありで、脇には時間監視局員にキリアン・マーフィー、ジャスティン・ティンバーレイクの母役にオリビア・ワイルド、マフィア役にアレックス・ペティファー、やさぐれた富豪役でマット・ボーマーと何気に豪華です。
設定一点張りではありますが雰囲気も良く、面白くて興味深い作品でした。
この映画に明快な答えはありませんが資本主義の欠点が見え隠れします。
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最後に、
- 遺伝子で決まるもの以外に人の価値を見い出せ!!「ガタカ」
- 武器商人の半生から国家の影を目の当たりにせよ!!「ロード・オブ・ウォー」
- お金を時間に置き換えて資本主義の欠点を理解せよ!!「TIME/タイム」
今回は監督縛りで実験的に記事を作成してみました。
観たい作品はありましたか?
それではまた次回にお会いしましょう、さよなら、さよなら、さよなら。