こんにちは、ガジュゾウです。
アンドリュー・ニコル監督は遺伝子や資本主義、武器の密売など
不条理なテーマを上手く映画に落とし込んでいます。
私は思考実験のようでとても興味深く感じながら映画を観ています。
今回の映画「ANON アノン」も地球上のすべての人間が記録・検閲されるようになった近未来が舞台となります。
ANON アノン(2019)
実際に映画「スノーデン」でもあった個人情報の記録や監視・・・
お次は人間の頭の中を記録や監視したら・・・ということですね。
状況説明があまりないので分かりづらいかもしれません。
天才ハッカー(アマンダ・セイフライド)が匿名性を持ちながら生活している。
そこで起きてしまった起こるはずのない連続殺人事件を警察である主人公(クライヴ・オーウェン)が捜査するという流れです。
主人公の上司の言葉が頭に残りました。
「問題は連続殺人事件ではなく、犯人が匿名性を持っていることだ」
この世界では殺人よりも匿名性を持つことが危険だと言っているのです。
機械的でドライな生活(匿名性のない情報化社会)は何だか息苦しく感じました。
派手な映画ではありませんが、
自由とは何かが少し分かったのような気がします。
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みなさんの人生が少しでも豊かになりますように。
それではまた次回にお会いしましょう、さよなら、さよなら、さよなら。
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