こんにちは、ガジュゾウです。
気になっていた「21世紀の資本」という映画を観ました。
今日はそこで思い出した映画2つとともに紹介していきます。
目次
21世紀の資本(2020)
ジャスティン・ペンバートン監督/脚本、トマ・ピケティ出演
経済学者トマ・ピケティによる社会派ドキュメンタリー!!
一般の人でも分かりやすいように、映画「ウォール街」「レ・ミゼラブル」「エリジウム」「高慢と偏見」「ザ・シンプソンズ」などを用い、過去300年を「資本」の観点から辿っていきます。
富める人はより富み。
貧しい人は貧しいままである。
富の集中。
そして、貧富の差の拡大と分断。
これが資本主義の大きな欠点であることを学びました。
また、歴史は繰り返すではないですが、世界で大きな革命が起きるかもしれませんね。
対策は富裕層への税による徴収(累進課税)ですが、グローバル化によりそれもまた難しいようで・・・
貧しい側の人間(私)としては時間を武器に不安なく暮らせるよう少しでもお金を増やすしかなさそうです。
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マネー・ショート 華麗なる大逆転(2016)
アダム・マッケイ監督/脚本、クリスチャン・ベール、スティーブ・カレル、ライアン・ゴズリング、ブラッド・ピット共演
リーマンショックの裏側でいち早く破綻に気づいた男たち・・・
2005年ニューヨーク、金融トレーダーのクリスチャン・ベールは住宅ローンを含む金融商品が債務不履行に陥る危険を銀行家や政府に訴えるも鼻で笑われてしまう。
そこで、「クレジット・デフォルト・スワップ」という金融取引でウォール街を出し抜く計画を立てる。
そして、それに気づいたスティーブ・カレルやライアン・ゴズリング、ブラッド・ピットのお話。
字幕では理解が追いつかず、吹き替えで対応しました。
この映画が優しい所は21世紀の資本と同様に解説が入る所です。
金融って難しいよね、じゃあ、マーゴット・ロビーが泡風呂に入りながらシャンペンを片手に説明してくれます(他にもいろいろな人が解説してくれます)。
そして、一番の肝は華麗なる大逆転ではなく、この4人が勝つという事はアメリカひいては世界の経済が大打撃を受けるという事。
勝ってもうれしくありませんね。
さらに肝心なのはそれでも富裕層はただただ富裕層のままという事です。
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TIME/タイム(2012)
アンドリュー・ニコル監督/脚本、ジャスティン・ティンバーレイク、アマンダ・セイフライド共演
科学技術の進歩により25歳で成長が止まる近未来、
それは余命時間をお金の代わりとして支払い、生活する世界だった!?
「ガタカ」、「ロード・オブ・ウォー」のアンドリュー・ニコル監督は野心的ですね。
TIME IS MONEYを体現した世界です。
貧困層には余命時間23時間しかないその日暮らしの生活・・・
一方で富裕層は永遠にも近い時間を手にしているという格差社会・・・
アクションあり、恋愛あり、サスペンスありで、脇には時間監視局員にキリアン・マーフィー、ジャスティン・ティンバーレイクの母役にオリビア・ワイルド、マフィア役にアレックス・ペティファー、やさぐれた富豪役でマット・ボーマーと何気に豪華です。
設定一点張りではありますが雰囲気も良く、面白くて興味深い作品でした。
この映画に明快な答えはありません(そこには期待しないで下さい)。
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最後に、
- 過去300年の歴史をもとに資本主義を語る「21世紀の資本」
- その一部分の出来事を詳細に描いた「マネー・ショート 華麗なる大逆転」
- もっとかみ砕いて体感的に理解できるSF作品「TIME/タイム」
観たい作品はありましたか?
それではまた次回にお会いしましょう、さよなら、さよなら、さよなら。