ガジュゾウ雑記

30代会社員うつ病のミカタ

【体験談】まさかの自分もうつ病を発病その②

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こんにちは、ガジュゾウです。

今回は私がうつ病を発病したこと(その②)について書いていきます。

 

この記事は目次の下2項目についてです。

気になった方は下記リンクから前記事を読んでみて下さい。

gajyuzou.hatenablog.com

目次

 

突然のパニック!!

ある月の上旬に勤務中、めまい・吐き気・下痢で早退する。

歩くのもやっとなくらいめまいがひどかったのを覚えている。

病院で診察し、整腸剤をもらい回復するも、とにかく常に体が重く、

まったく疲れがとれない。

中旬のある日ついに玄関に行くことさえ怖くなり、理由をつけて仕事を休む。

好きな食べ物について考えるのが怖くなり、何かが壊れたような気分であった。

何も考えたくない・・・

その日の夜、睡眠1-2時間、中途覚醒10回以上で落ち着きがなかった。

明け方、人が怖い、明るいところが怖い。仕事に行くことが怖い。

妻に通院している病院(精神科)の診察をその日にねじ込んでもらう。

(通常は予約しても何週間待ちになるはずである)

診察で経緯を話すとうつ病であると言われた。

医師に入院を勧められ、その日のうちに医療保護入院となった。

医師はうつ病と判断した理由として以下を挙げた。

  1. 思考や反応が明らかに遅い(思考制止)
  2. 仕事が上手くできない理由を他社員のせいにしない
  3. 診察中、ずっと指を組み絶えず動かしている

その後、血液検査など行い、体にどこも異常がないことを確認した。

上司に入院を伝える。仕事のことは心配するな、ゆっくり休めと言われる。

 

過去を振り返り(気づき)

私は3つのストレス対応を上手く循環できていなかったと考えた。

①跳ね返す(自分が仕事をしてやり切る)
②逃がす(誰かに頼る・助けてもらう)
③発散させる(いきつけの飲み屋へ行く、映画鑑賞など)

健康な時はこの3つを使い分けてストレスと上手くつきあっていた。
このバランスが崩れると体調を崩し、長期化すると精神がやられてしまうのではないだろうか。

 

下記に具体的に落とし込んでみた。

①:②、③が上手く機能せず、結果として仕事をやり切ることができない。

②:先輩、後輩、妻などに相談して、頼り、助けてもらわなかった。

  (1人でするしかないと思い込む、1人で抱え込みストレスを逃がさない)

③:飲み歩きにはお酒以外にも店主や常連客との会話も大きなストレス発散であった。

  (コロナもあり、家で1人飲みすることで発散した気になっていた)

①-③をループして視野は徐々に狭まり、ストレスは消えることなく、むしろ日に日に大きくなっていく。まるで山から転げ落ちる雪だるまのように悪循環へ陥ってしまう。

ついには雪だるまを支えきれず、飲み込まれてしまい、発病に至る。

初期段階でストレスを大きくせず、小さくする、もしくは消すことができれば病気にはならないのではないだろうか。

という、言葉を並べて、分かっていたとしても渦中では自分を客観視はできないのか。

 

ここからどのようにしてループから抜け出していくのか・・・

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

悩んでいる方、困っている方の参考になれば幸いです。

 

次回は入院期について書いていきます。

gajyuzou.hatenablog.com