こんにちは、ガジュゾウです。
みなさんはお金のこと(収入、出費、貯蓄、資産形成など)について考えていますか?
過去の自分と妻・子供へのメッセージとしてつらつらと書いていきます。
私はとりあえず自分の知識やネット情報、本からわかる範囲で漠然とした「不安」が少しでも減らないかと試行錯誤しています。例えば、以下です。
- 会社の一般財形貯蓄
- 個人年金(10年確定年金)
- 学資保険
- 子供用学費口座の開設
- 生命保険の見直し
- お金の知識をアップデート前編 後篇
- 企業型確定拠出年金(DC)
- 確定給付企業年金(DB)
- つみたてNISA
- ポイント活用
過去記事では1,2独身時代の考え、3~5子供のお金、6お金の知識をアップデートしたことについて書きました。
今回は7企業型拠出年金(DC)、8確定給付企業年金(DB)及び老後についてについて書いていきます。
前回記事(お金の知識をアップデート)はこちらです
この記事の目次
はじめに、
以前の記事では子供のお金について考えました。
と、ここで自分の中で今後のお金についての計算を修正していく必要がでてきました。
それと同時に外部からお金に対する考え方を学ぶ必要もありました。
そして、様々なお金の本を読んでいきました。
お次は長期的なお金(老後)について考える必要があります。
子供が巣立ち、夫婦で不自由なく生活するにはどらくらい必要なのか?
公的年金はどれくらいもらえるのだろうか?
一般家庭(年収400万の会社員(夫)が40年間勤務で妻は専業主婦)とした場合、
会社員として、国民年金(月額6.4万円)+厚生年金(月額8.4万円)=月額14.8万円
専業主婦として、国民年金(月額6.4万円)=月額6.4万円
夫婦では、月額約21万円となります。
定年まで共働き(会社員)なら、月額29.6万円となります。
今ならマイナポータルから自分の年金受取額を確認することもできますよね。
便利な世の中になりました。
大分ざっくりですが、夫婦の年金として貰える額を月額20万円とします。
自分の年収も上がっていくだろう。
自分が65歳を超えても働いているだろう。
会社とは別の収入が増えているかも。
妻が結婚前に働いていたことや今後働きだすだろう。
妻の貯蓄もあるだろう。
などは一切考慮せず、見積もりました。
後はこの年金(65歳から受取)+自己資産を元に夫婦で暮らすことと仮定します。
老後の生活費はいくらくらい必要と考える?|リスクに備えるための生活設計|ひと目でわかる生活設計情報|公益財団法人 生命保険文化センター
こちらのサイトを参考に考えると、
老後の最低日常生活費は月額約22万円、ゆとりある老後生活費は月額約36万円!!
だそうです。
なんだか極端な気もしますが年金から差し引くと・・・
最低日常生活費だけを考えれば、月額2万円の不足。
夫婦共に90歳まで生きた場合、総額600万円の不足!!
ゆとりある老後生活費ならば、月額16万円の不足。
夫婦共に90歳まで生きた場合、総額4800万円の不足!!
この不足分をなんとか自己資産で補います。
さて、補えるのか・・・ゆとりある生活はできるのか・・・
個人年金(10年確定年金)
私が契約した商品は10年確定年金でした。
65歳まで一定額を積み立て、65歳から一括でもらうか、65歳から10年間毎年一定額をもらうか、という選択ができます。
メリットは最初に決めてしまえば、意志が弱くても貯蓄を継続できること。また、個人で銀行に預けるよりは色がつきます(例:540万積み立ててで総額600万円受け取り)
デメリットは老後まで引き出せないこと(引き出せないことはメリットでもある)。
ということで、第一の難関、老後の最低日常生活費である月額2万円の不足(600万円)がこれでカバーできます。
あっさりしてますが、20代後半から個人年金を開始したかいがありました。
財形貯蓄(65歳定年まで続けた場合)
積み立ての目的を問わない貯蓄であり、一年以上継続後は払い出し自由となります。
貯蓄の基本は先取りです。
メリットは最初に決めてしまえば、意志が弱くても貯蓄を継続できること。
デメリットは引き出しや解約の手続きが面倒であること(引き出しにくいことはメリットでもある)。
会社の財形貯蓄は教育資金として中期貯蓄へ移行しました。(1~22歳まで月1万と仮定)
子供が巣立った後は長期貯蓄の老後資金へ移行します。
教育資金がなくなるため、残りの約13年間を月2万円と仮定すると、
これで312万円を貯めることができます。
確定給付企業年金(DB)
将来の年金給付額を設定し、それに必要な掛金を会社が拠出します。
従業員が受け取る年金給付額を予め決めることがこの年金のメリットです。
また、企業型確定拠出年金(DC)と違い、途中での退職時でも一時金としての受け取りや移管することができます。
ただし、初めに積立額をきめると、減る事も増えることもありません。
ということで月1万円と仮定し、30年間で360万円が貯められます。
企業型確定拠出年金(DC)
を参考にしました。
企業が掛金を拠出してくれ、従業員が運用する制度。
運用成績によって退職後に受け取る額が変わります。
簡単に言うと元本保証型(定期預金や保険)と価格変動型(投資信託)から商品を選びます。
私は価格変動型を選びました。
この中でもバランス型、パッシブ型、アクティブ型があります。
つみたてNISAのために本を読んだ知識がここで役立ちます。
やったね!!
バランス型は1つの商品でリスク分散されています。
しかし、運用コストが高すぎて、選ぶ余地はありません。
アクティブ型はいわゆるインデックス投資に勝つ確率が低い割に運用コストが高くなります。
そして、パッシブ型の外国株式インデックスファンド選ぼうとすると、何と1つしか選べる商品がありませんでした。
運用コストも他の商品の中では低く、これ一択としました。
シンプルイズベストです!!
中にはいくつもの商品を選び、自分でポートフォリオを組む人もいるでしょう。
それは各々の考え方次第です。
シミュレーションしてみました。
月5000円を30年間で利回りを3%と仮定すると、約294万円となります。
積立額は180万円ですから約115万円増えます。
月1万円を30年間で利回り3%と仮定すると、約588万円となります。
積立額は360万円ですから約230万円増えます、複利の効果は絶大ですね!!
月5000円の差でこれは結構大きいですよね。
会社が掛け金を出しており、年齢とともに掛け金が上がります。
予想はできませんが、少なく見積もって月5000円としました。
これで300万円を貯めることができます。
個人型確定拠出年金(iDeCo イデコ)を行う余裕はまだありません。
ひとまずはつみたてNISA枠の上限(約3万円)に達すること目標にしています。
つみたてNISA
詳細はこちらを読んでみて下さい。
こちらもシンプルイズベストで投資商品は1つに絞りました。
投資できる金額が限られているため、1つに選ぶことがより資産を増やすために効率的だと判断しました。
悩みに悩んだ結果・・・・
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)にしました!!
結局、これなのかいという突っ込みもあるかもしれませんが、
ここにたどり着くまでに歩いた道のりが今後の血肉になっていると願っています。
月1万円を30年間で利回り3%と仮定すると、約588万円となります。
積立額は360万円ですから約230万円増えます。
同じ条件で月2万円ならば、約1176万円となります。
積立額は720万円ですから約456万円増えます。
同じ条件で月3万円ならば、約1764万円となります。
積立額は1080万円ですから約684万円増えます。
これは65歳時点の計算になります。
リアロケーションし、4%ルールで毎年取り崩した場合、
約1764万円の積立ならば、年約70.5万円となり、月額約5.8万円です!!
私は楽天証券にしましたが、
今から証券口座を開くなら、SBI証券でしょうか・・・
最後に、
まとめると、65歳時点で
個人年金で600万円
財形貯蓄で300万円
確定給付企業年金(DB)で360万円
企業型確定拠出年金(DC)で300万円
つみたてNISAで1764万円の資産を残しつつ、リアロケーションし、月額5.8万円取り崩しで90歳まで・・・暮らす。
合計は・・・約3300万円!!
月額は約11万円、公的年金を含めると月額約31万円
(+つみたてNISAに約1700万円)となりました!!
こんなうまい話は実際ないと思いますが、はじめには無理とも思えた不足分に何とか近づけたと思います。
今回はつみたてNISA非課税期間の無期限化の話がでたので、ざくっと考え直してみました。
ここでは退職金や妻の貯蓄を考慮しませんでした。
考慮すれば、さらに目標に近づけるか達成するでしょうが、人生何があるかわかりません。
あまり期待しないことにします。
結論ですが、つみたてNISAの月上限である約3万円まで積立金額を上げることが急務と言う事がわかりました。
やることが明確になると少し安心しますね。
これからもお金の知識を増やすために本は引き続き、読んでいこうと思います。
ためになった本があれば、また紹介していきます。
少しでもみなさんの人生が豊かになれば幸いです。
また次回もよろしくお願いします。