こんにちは、ガジュゾウです。
前回、楽天Koboよりお得に手に入れた「お金がなくてもFIREできる」を読み終えたので感想を書きたいと思います。
入ってくるお金で暮らす、「ライトFIRE」100のヒント。
仕事と生活を見直し、給付金や補助金、リースやシェアなど、
お金に関する制度や仕組みを存分に活用して、
自分にとっての経済的自立と望ましい生き方を手に入れる!!
お金がなくてもFIREできる
著者:井戸美枝
この本の目次
序章:FIREが与えてくれるもの
第1章:貯め方・使い方を変える!
第2章:増やす!
第3章:賢くもらう!
第4章:受け取り方のひと工夫!
第5章:柔軟に働く!
巻末資料:100項目のポイントリストと反復チェック
この著者の思いはお金を持っている人が知っているお金についての「暗黙知」に気づいてほしい、知ってほしいということが肝になっています。
そして、100の知識を生活習慣の無意識なレベルまで落とし込むことを勧めています(本書にチェックリストと反復リストあり)。
この本の良い所は自分の知識の抜け穴を確認することができることです。
私は第一章と二章はほぼ知っている内容でした。
第一章は支出の整理と見直し、
第二章は資産形成(つみたてNISAやiDecoなど)です。
手っ取り早く実践したい人や深掘りしたい人なら、
以前記事にした本が良いと思いました。
こちらの前編では、下記を取り上げています。
「お金の大学」、「資産形成1年生」
こちらの後編では、下記を取り上げています。
「つみたてNISAはこの9本から選びなさい」、
「お金は寝かせて増やしなさい」、
「父が娘に伝える自由に生きるための30の投資の教え」
私の抜け穴は第三章と四章でした。
第三章では賢く貰うということで、国のサービス・補助金・助成金・年金(遺族年金、障害年金、国民年金、厚生年金)はまだまだ先でふわっとしか認識していません。
その他にもやりたいと思ってしていないふるさと納税もあり、今年はやってみようと思いました。
一番良かったのはマチイロというアプリの紹介です。
住んでいる町の行政のお知らせやイベント情報をアプリで確認することができます。
ふるさととして県外に出ている人は実家などの情報も別に登録することができます。
また、広報紙は毎月冊子でもらっていますが、このアプリならスマホで空き時間に確認できて便利ですね。
その他にも県内インフルエンザ関連情報や市営住宅募集状況などもみれました。
ダウンロードはこちらから↓
第四章では受け取り方の一工夫ということで、年金の受け取り方のパターンなどについて書いてあります。
年金受給おすすめプランがシングル、共働き、会社員+専業主婦で書かれているのは参考になりました。
会社員+専業主婦の場合、ポイントは①可能ならば繰り下げ受給をする、②妻も厚生年金に加入し、自分の年金も増やす。
- 専業主婦の妻もパートなどで厚生年金に加入すれば、加入した期間の老齢厚生年金を受け取れる。たとえば、年収180万円で働くと、1年間で老齢厚生年金は年額1万円増える。
- 夫の老齢基礎年金だけを繰り下げた場合、65→70歳の5年間で年金額は約78万→114万円と1.4倍にアップする(これが一生続く)。
- 妻も老齢基礎年金と老齢厚生年金の両方を繰り下げれば、70歳時点で約4割受給額を増やせる(受給額が80万円なら、114万円に増額される。)
- 夫の死後は夫の遺族厚生年金(老齢厚生年金の4分の3)と妻の老齢基礎年金を受給することとなる。夫の老齢厚生年金と妻の老齢基礎年金を繰り下げることで増額し、妻の生活が行き詰らないようにすることも重要である。
以前、老後のお金について考えた記事です。
柔軟に軌道修正していこうと思います。
あと相続については全くの無知なので、これを機に学び、両親とも話さないといけないなぁと感じました。
第五章は働き方を考える内容でまだ自分には必要ないかなという印象でした。
とりあえず復職したので安定して働けるというのが当面の目標です。
知識としては頭に入れて、必要な時に柔軟に引き出しを開けていきたいと思います。
最後に、
結論、お金がなくてはFIREはできません。
FIREするというよりかは自分の人生を柔軟に考え、行動することで不安をなくし、活気のある老後生活の準備をするという内容だと感じました。
また、自分の知識の抜け穴を見つけることができて良かったです。
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みなさんの人生が少しでも豊かになりますように。
では、また次回もよろしくお願いします。