こんにちは、ガジュゾウです。
うつ病となり入院し、退院後にリワークへ通いました。
リワーク期間は約4ヶ月間でした!!
短いとか長いという議論は様々あるかと思いますが、これが私に必要な期間でした。
リワークに通う前の見学や体験は入院中に行いました。
こちらで書いています。重複もありますが、気になった方は読んでみてください。
この記事は目次の赤字部分についてになります。
目次
- 基本情報
- 自立支援医療(精神通院)の申請
- リワークとは
- 1ヶ月目(前半):初日と生活リズム確立、病気の勉強
- 1ヶ月目(後半):生活リズム確立、病気の勉強
- 2ヶ月目(前半)(生活リズムの確立、病気の勉強、病気の振り返り)
- 2ヶ月目(後半)(生活リズムの確立、病気の勉強、病気の振り返り)
- 3ヶ月目(病気の勉強、再発防止シート作成、ナイトケア(残業体験)参加)
- 4ヶ月目(再発防止シート発表、復職調整)
- 最終日
この記事の目次
基本情報
家族構成:自分(うつ病で入院後、リワークへ)、妻(うつ病治療中)、子供の3人家族
仕事:技術系会社員
趣味:映画鑑賞(主に洋画)、お酒(ワイン、ウイスキー)、読書、カラオケ
自立支援医療(精神通院)の申請
自立支援医療(精神通院)は簡単に説明すると、精神通院又はリワークの利用に関して自己負担額が通常3割 → 1割になる制度であり、さらに所得に応じて月の負担上限額(例、5千~2万円)が設けられる。
詳しくは、自立支援医療制度の概要 |厚生労働省を参照下さい。
申請に必要なものとして私の場合は下記であった(市役所へ申請)。
必要なものは病院で教えてくれます(要確認)。
市役所申請は10分もかからず終わり、受給者証が届くまでには約2カ月かかった。
そのため、申請中の用紙を病院に提出することで受給者証が届くまで1割負担となった。
さらに受給者証を病院に提出することで月の負担上限も決まるので、月負担が一定額まで減額された。それまでは1割負担であり、上限額以上支払っていた月はさかのぼって返金があった。
精神通院は年単位で通院することもある。
リワーク利用は、1割負担で1日約800円必要である。
1ヶ月平日を休まず通えば、20日×800円=16000円となる。
もちろん月負担上限額が10000円ならば、それ以上は掛からない。
3割負担ならば3倍の48000円となり、差額は月38000円にも及ぶ。
加えて通院費も加算される・・・
ちりも積もれば何とやらで、申請して制度を利用しない手はない。
また、自分で言わなければ、会社はもちろん外部には一切わからない。
リワークとは
リワークとは「return to work」の略らしい。
精神疾患により休職している人に対して復職支援のリハビリを行う施設のことである。
リワーク施設は大きく分けると3つある。
詳しくは日本うつ病リワーク協会HPを参照下さい。
ここで、私が参加するリワークプログラムは1の医療リワークになる。
調べてみると、私の住んでいる県では3つの医療リワークがあった。
他リワークに見学に行った人もいたので、どんな所か聞いてみると・・・
それぞれ特色があり、大きく分けて2種類あった。
前者は塾形式で講座を聞き、勉強する。もちろん、運動などの時間もあります。
どちらかといえば個人型でコミュニケーションが苦手な方はこちらが良いかもしれない。
後者は大学のゼミ形式で前者よりは自由度が大きく、その代わりに自主性が強い。
もちろん個人作業の時間と半々であるが、ディスカッションもあるため、自分の意見を言える人や他者の意見を聞いてみたい人、議論好きはこちらがおすすめである。
私は自動で後者となったが、結果として自分に合っていて良かったと思っている。
今ではリワーク選びでも病気の経過が変わってくると考えている。
これは担当医や心理士が自分に合うかどうかに似ている。
リワークが自分に合わなくて、嫌々通うストレスはそれはそれで問題である。
そして、日中のデイケア(10:00~15:30)、残業体験としてナイトケア(16:00~20:00)もあり、ナイトケアは復職後も参加可能である。
デイケアでは午前の部と午後の部があり、曜日毎にプログラムがある。
例えば、こんな感じである。
また、必要に応じて面談(心理士、社会福祉士、看護士)を依頼できた。
お昼休憩は1時間あり、お昼食も用意される。
おわりに、
今回はリワーク体験談の入り口回となりました。
これはあくまで私の事例なので、参考程度に受け取って下さい。
みなさんの生活に少しでも役立てば幸いです。
次回より、リワークの体験談を書いていきます。
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